私たちは皆、フォトリアリスティックな画像を作成するのが大好きですが、写真を撮るのも大好きです。私たちは、瞬間をとらえ、さらに、体験全体をとらえることが大好きです。しかし、静止画ではそのようなことはできませんし、動画でも舞台の一部分を切り取っただけのものです。Tamaggoは、このような状況を変えるために、まったく新しい方法で体験全体を撮影することを提案します。同社の製品「ibi 360」は、ワンクリックで完全なパノラマ写真を撮影するデバイスです。ラスベガスで開催された2012年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーでは、その年の最も革新的な製品の一つとして注目を集めました。その後、販売開始の発表やiPhoneアプリのリリース、360度全方位のインタラクティブな動画を撮影する機能の追加などが行われています。TamaggoのCTOであるStephane LePage氏に、その革新的なデザインと、ビジュアル制作に使用されたKeyShot について伺いました。
タマゴ
使用したモデリングソフト
PTC Creo

ibi360の形状を見ると、キャプチャーイメージがいかに見直されているか、「形は機能に従う」という製品開発の考え方がわかります。そのために、各分野や関係者が一丸となってアイデアを出し合いました。「私たちが望む高品質な製品を実現するためには、デザインとエンジニアリングが共生する必要がありました」。ステファンは、「型破りなフォームファクターは、エレクトロニクスとメカのパッケージングという点で大きなチャレンジとなりました。形はとてもシンプルですが、このようなシンプルさを実現するのは、実はとても複雑なことなのです。私たちはPTC Creoを使って、非常にきれいなサーフェスを作り、私たちが望む形状を作り出しました。"
開発の大半は、別のハイエンドなレンダリングソフトウェアを使用していましたが、すぐにセットアップやレンダリングに膨大な時間を必要としないソリューションを積極的に探すようになりました。"KeyShot は、私たちにとって完璧な答えでした。PTC Creoからのシームレスなインポート、インタラクティブなマテリアルアプリケーション、迅速なレンダリングは、私たちにとって夢のようなものです。KeyShot は、私たちのワークフローを劇的に改善するものです。基本的には、非技術者にリアルなビジュアルを見せるための非常に効率的なツールであることに加え、デザインに役立つツールとしてのレンダリングを取り戻したのです。"